2011年


2011/01/09

 

明けましておめでとうございます。今年も楽しんで染織をしたいと願っています。

工房の「南天」はまだ綺麗に付いています。初染めの準備に入ります。

15日から初染め「紅花染め」です。

紅花染めは液を作る準備が要ります。5~10日近く黄水を抜きます。

日に3~5回水を替えて黄水を抜きます。年を重ねると非常にきつい作業です。

沢水に浸す方法等があります。沢水は染めの色も違い良いです。

山荘で過ごしているわけではないので水道水で抜きことが多いです。

今年は染める5日前から抜いています。回数は5回。

5日では少し抜く回数が日に3回では少ないようです。そうなると出かけることが出来ません。

少しきつい作業です。今年も素晴らしい色に出会えることを感謝して!!!



2011/01/12

 

初染め「紅花染め」の準備に追われる。左上二つは黄水を何日も抜いているもの。

下二つは今日から水に浸したもの。

青タンクには1番黄水です。 (毎回最初の黄水のみ)を保存してウール・シルク等に染める。

紅花には二種類の色が染まることを知ってもらう。

日に何度も水を替える作業が要る為にこの寒時期のみ染めることが出来るものです。

15日から指導が始まり、工房では毎年「高野山」と「伊勢」参りをして染織を始めます。

恙無く染織が出来ますようにと心をこめて・・・。




2011/01/26

 

寒い毎日が続きます。初染めは辛い物ですが好い色をいただくと心が和みます。

今日は「紫根染め」古書には「熱湯にて浸し、臼で突く」と有りますが、時間ばかり取って綺麗な色素をいただくことが難しいです。

工房ではアルコールを使って抽出しています。

写真左は4回重ねて染めた糸です。縞立てして使いたいものです。

堅牢度も好いです。




2011/01/27

 

ウールの冬青染めをしました。

紅花の黄染めをしたので、媒染が残っているように感じ、続けて冬青染めをしました。

先媒染は残媒染のみで。冬青液は15L。2回に分けて染めました。

中媒染にAL少し追加して染めました。

昨年より少し色が薄いように感じましたが出来栄えは気に入っています。冬青も紅花も色水が残ります。

冬青にしても糸を引き上げると出る湯は透明です。

色素をしっかりと吸っていますが色水になります。

冬青は酸化されて色が濃くなるのを見越すことも大切です。




2011/02/02

 

ウール染めの媒染は二度使って染める。媒染はしっかりと残っていることが解ります。

…では少なくすればと?言うことに成りますが、ウールは1回染めですから、ある程度の液と媒染を使って染めます。

するとまだ染料が残るのでウール染めをする時は後でもう一度染めると、2色を染めることに成ります。

写真のように媒染に入れると色が残っていましたが、全てを吸って液が透明に成りました。

後媒染は少し追加するだけで2度目の染めもしっかりと希望した色に染まります。

下水を汚さない染織をしたと願います。

追伸:ウール染めは温度を一定にして行うとフエルト化にはなりません。



2011/02/12

 

冬青染め・・・ 事故等の後遺症で手の指先がしびれる。

時間は随分経つが今は手編みをして、ようやくその痺れが解消しつつある。

この冬は生徒さんにウールを染める指導をする。

であれば編んで形にしようとサンプルを兼ねて編んでいます。

冬青染め 並太750g AL1500ccウールを湯に浸して、脱水して先媒染に入れる。

手が浸かる程度に入れて糸を捌く。90℃まで煮る。

放冷して作業が出来る温度まで下げて染めに入る。

先媒染~染め~媒染~染めと2回染めをして脱水して干す。ウール染めのポイントは温度です。

作業中温度を一定にすれば染まり、フエルト化にはならない。

冬青はなかなか濃くは染まらないので、原液で染めるのもひとつです。

色素が残れば布等に染めてください。

工房では木綿と同じ分量で媒染しますがウールは途中で半量追加しますので媒染が残ります。

ウールを染めるときは2色染めることを心がけてします。

2色目は先媒染は残媒染で媒染して、中媒染に半量追加すれば2色目もしっかりと染まります。

くれぐれも下水を汚さないで・・・。



2011/02/15

 

工房裏の季節外れの刈萱採取・・・

生徒さんに季節外れの刈萱を染めさせる。液出しをし実践の染織に入る。

すでに新芽は吹いている。

力強いものである。色素は出るか、刈萱量わからず。

染液2液取る。シルク糸で染める。しっかりとした色に染まる。

季節(9月頃)と本にはあるが、黄色を染めるには身近にあれば採取して染めることは可能でした。

乾燥して年中染める物ですから使いことは可能と言うことですね。こだわって青みの黄色を。

新鮮な物をとなると別ですが、身近に手の届く所に染材があると言うことは幸せなことです。

感謝して、今必要量を採取して使いましょう。

今回は2染液頂きましたが、4~5染液はいただきます。合わせて使うと良いのではないでしょうか。

刈萱がしっかりと干して腐葉土作りに使います。冬は木の傍に置けば保温にもなります。

工房では細かく刻んでいろんなものに使って土に戻しています。




2011/02/16

 

染液の液をいただく・・・

液体の染液を使うのは初めて。天然染めはて身近で採取出来るもので染める物と思います。

自然の恵みは身近に多くあるもの。

今回思いがけずいただき、如何するかと思案していましたが、置いておくも邪魔な物。

思い切って使ってみました。

染液は「スオウ液」2Lのペットボトルに入っていたので1000gのウールを染めることに。

先媒染をしていざ染めるとタンクの其処がヘドロで焦げてしまった。染める所ではなくなった。

液は濁って染めれる状態のものなのか考えて、止めようと思った。

しかし 下水に棄てる訳にも行かず、埋めるも良くない。結局糸に染めることにしました。

途中で止めないでよかった。良い色に染まってくれました。

あまりの色素の濃さに驚き、ウールを3000g染める羽目になりました。

もう少し色素があるようで豆汁布に染めることにました。

良かった、全ての色素をいただけて。素晴らしい色です。

スオウは洗うと色水がでるので避けていましたが、少し思いが違ってきました。

ひとつの素晴らしい染材として見れるように。

まだ液があるので大切にして染めてやることにします。

液を作る手間を省ければ主人のためにどうかと考えた次第です。年には勝てません。

長く染織をしてゆく為に少しずつやり方も変化しても良いのではと思うようになりました。

今回染めをしていろんな事を考えさせられました。



2011/02/17

 

スオウ染め・・・

2000gのウールを染めました。始めに1000g残液で1000g。

色は淡いですが「冬青色」に染まりました。スオウは液に濁りがあり、染めにはやっかいです。

染め終えて湯洗いに時間が掛かります。湯を掛けて洗っても濁りが取れません。

しっかりと染まっているので色が落ちるわけではなく、湯に濁りがあるので乾けば糸捌きに粉が出るのではないでしょうか。

しっかりと湯洗いして使うことにします。




2011/03/09

 

豆汁の威力・・・

豆汁をする季節到来、この液の透明なこと。

毎度吸うであろう色素を入れて回数染めれば全てを吸って希望の色になる頃には全て透明の水を排水することで染めが出来上がります。

これは回数が要る事。細かく言えばガスも水を掛かります。

一番に重労働です。しかしながら染まる色は綺麗に冴えています。

木綿等は成分的には染まらない素材です。

シルク・ウール以外は何らかな事をしなければ染まらないです。豆汁は良い。

豆汁を使って残った「おから」はもう一度煮て「豆乳」でいただきます。

かすは堆肥に使う循環で土に戻します。これがまた良い土が出来ます。

今年はハーブの床に使う予定です。豆汁講座は随時行っています。

一度参加すればしっかりと道筋ができます。一度講座にどうぞ!!!



2011/03/17

 

今から山荘の日よけとして使う予定です。

冬青で染めれば重ねることを想定して染材を決めました。

藍染めは長い時間日よけとしていますと、外(日に当たる部分が藍色でなくグレーになります。

冬青は酸化するほど色が良く退色してもした色がまた良いものです。一度試してみてください。

これが工房の緑です。工房では緑を藍染めからはいただきません。

黄色(刈萱~刈安等)を染めて最後にだし金で媒染します。

この方が堅牢度も良く、いい色を放つのでこんな染め方をしております。

黄色を染めることは媒染は明礬で重ねて最終にだし金で媒染します。



2011/04/30

 

染めの醍醐味 目開きの湯は透明で 毎回染める前に糸の目開きを行います。

今回も目開きの湯は透明です。湯の様子を見て染まり具合を見ます。

豆汁をして染めた色素は糸の中深くに吸い込まれ煮ても透明です。

これを重ねることによって色の深きよき色が生まれます。

色は時間を空ければ幾らでも染まっていきます。

色糸はこれ(染まり)で好いと言うことはありません。

どこかで区切りを付ける為にこの色でと指導をします。

染めて時間が開けば水に潜らす。ならば染めてやる。

カーテンでも吊るしっぱなしでいれば糸が朽ちていくように、染めっぱなしでも同じです。

使うまでに時間が有れば、染め重ねてみることが大切です。

糸が沢山有る場合は出来るだけ初めは薄い色で染めます。

手間をかければ色も答えてくれます。

「それは良い色ね」と言われる所以です。




2011/05/11~13

 

昨年の7月10日の10」煎した葉を水に浸して保存しています。

山荘にある冬青は50本以上有りますが、背が高く中々採ることが難しいです。

試みとして、煎じ終わった葉を水に浸して保存しております。

液の香りも色も良く、これは使えると思っています。

染材も使っても保存して使えるものは使うようにしましょう。

日よけを染めました。冬青染めをしました。

【布の豆汁をする】

布の場合、1kgの布に対して大豆150gに水1300cc~1500cc

水に対しては作業をする季節・天候等で水分調整を行います。

と言うのは布豆汁は汁浸しを1回で終える為です。今回は1500ccで作業をしました。

布の場合、糸豆汁は一ヶ月後に染めますが、そこまで待たなくてもしっかりと豆汁が3週間位で固着するようです。

布が1.2kgありますので、液も20~25Lの元液で染めました。

染め液をたっぷりにする為に元液と水等で染めます。

1回染めると液は透明で、日を改めて3回染めをしました。

5回以上染めを重ねるべきですが、輪ゴムで柄取りをしまして、輪ゴムが古かった為に外れるので3回染めで終えました。

染めが終わると絞りを解き、水洗します。



2011/06/14

 

ケナフの柿渋染めと刈安 毎年「伊吹刈安」を分けていただく。

今年は刈安の株を分けていただいた。

山荘に植えるのですが、一週間上がらないので大丈夫かと心配。

山荘は鈴鹿山脈の中にあるので、伊吹山はお隣の山ですから育ち加減は同じではないかと育ってくれることを祈っています。

おいでいただいた方々に染料の説明に役立つと思っています。

今日は指導が無いので二人で工房にて「ケナフの柿渋染め」をしました。

縞を織りますのでどうしても黒が必要です。

黒染めは長い時間放置していると糸が「炭化」して糸切れの原因になります。

必要な糸を必要な時に染めれるように柿渋染めは薄くして置きます。


2011/08/20

 

柿渋作り…

柿は「市田柿」タンク3杯採取して、へた採り~細かく刻む~ミキサーやフードプロセッサーにて攪拌~容器に詰める(保存)。

柿種の取り除きを気にしておりましたが、まだ柔らかくて気にするとこは無かったです。

へた採りをして、柿を出来るだけ細かく切って、ミキサー等に入れて攪拌する。

無理やりなのでフードプロセッサーを壊してしまった。豆汁の使用のミキサー2台で攪拌。

でも時間が掛かる。

希望の液にする為に何回もミキサーにかけてモーターもきな臭くなってくる。

タンク2個分を作って、漉して絞って完成。

どれだけの「柿渋」が出来るかな~と楽しみです。


2011/08/21

  

藍の生葉染め・・・

工房で藍を育てるのは久しぶりです。場所も無く、出かける事が多いので育てることもしなかった。

「なごみ倶楽部」会員、青山さんから皆に藍の種の提供を受けて、それぞれが植えることにした。

ついでに今回は飯田の松島宅に出かけて、野外活動をしようと話しがまとまった。

藍の葉は出来るだけ早朝に刈り取り、すばやく葉のみにして水に漬けながら作業を進めた。

生葉染めは染まったり染まらなかったりすると話しにもなる。

工房でも10年前にイベントで大量の生葉を早朝刈り採り、時間をかけて全てを葉のみにしてイベントに向かったが、これが染まらなかったのである。

原因は天気か…とも思っていたが、今回はさらに悪条件?の生憎の雨模様。

何とか頑張って葉を一人500g採って、自分の責任で液を作り、染めをすることにした。

500gの葉が出来た人からミキサーにかけた、水は1000cc~1500ccとする。

染めは3回染め、ショール又はハンカチの1枚。

染め終えて、液に元気があるので染めても染まらない。色素は無いことが分かる。

染めてみて…染める素材でも色味が異なる。シルクが一番冴えた色味である。

ショール、ハンカチは豆汁をしている。

豆汁をしていない竹糸・桑糸・綿糸等は染まりが悪い。染めは3回に限る。

500gの葉でショール・ハンカチの1枚程度。

糸が50g。 今回染めてみて天候には関係は無いことが判る。

葉の色素の有様と作業のスピードのようである。工房でも飯田の行く前に3回染めた。

1回は綺麗に染まり染めの確認が出来た。

お盆に孫と染めてみたが葉が少なく染まりが悪く失敗した。

飯田では全員が良い色に染める、雨の中で…。

帰って工房の葉全てを使って飯田のやり方で670gでショール1枚を染めた。良い色である。

今年はほとんどの会員がプランタで育てた。来年は種を取って山荘で染めようと思っている。


2011/08/22

  

ハナノキ染め・・・

ハナノキはどんな色に染まるかと楽しみである。

道路に出ている枝を掃って欲しいと家人から頼まれて、木村さんが毎度ながら枝打ちをしてくださった。

我が家の庭師さんで頼もしい仲間です。

主人と二人で何時も裏方さんをしてくださいます。感謝!!!

染液は2煎しました、濁っています(写真右上)今回はイベント風に1回きりの染めになるので、原液で染めます。媒染は明礬だけ。 

染め~媒染~染め~媒染~染め~洗い~干す

染め終われば液は透明になっています(右下)イメージは冬青の色に近いものかと思っていましたが、少し異なります。

季節・媒染等の課題が残ったように思います。後は松島さんの意欲です。頑張れ!!!


2011/09/06

 

羊毛を干す・・・

なごみ倶楽部で次回から「羊毛を紡ぐ」をテーマに進む。

10年前に精練をしていた羊毛で、いろんなことの試しをした。

紡毛機で紡ぎ~蒸し~防縮処理~干す~綛上げをして織りに入る。

台風一過で久しぶりの秋晴れです。

最近はいろんな所で災害があり、他人事ではありません。

今を感謝して染織をしたいと願ってします。

今回の台風で被害に会われた方々に、心からお見舞い申し上げます。



2011/09/11

 

はじめの頃の紡ぎ糸の太いこと。四苦八苦して紡いだ糸です。

今ではこんな太い糸が逆に出来なのではないかと思います。

今はもう織りのイメージ糸の太さを指で加減しながら紡ぐところまで来ました。

継続は何とやらです。

なごみ倶楽部で「羊毛を織る」をテーマに進むのですが、紡いだことのない人ばかりなので、皆が「出来るかな」と不安そうですが、この仲間が案外とやるんです。

想像はるかに頑張るので、いつも私たちがついていきます(苦笑)倶楽部は手にかけるものは必ず完成させるを目標に進みます。

紡いで一人が半反の生地を織ります。

それまでには山が幾つも連なっていますが、みんなでゆっくりと頑張りたいと思っています。



2011/09/20

 

台風の接近で飯田から通って来る生徒さんの指導を午前中で終わらせて帰らせましたが、結局帰り切ることが出来ず、名古屋に2日間足止めになってしまいました。

こういう時は 『帰りました』と声を聞くまで心配です。

その台風も過ぎ、工房では今年も『萩』をいただき、液出しを三煎しました。

工房中に萩の好い香りがします。

天然染めは色もですが、香りを纏いながら作業が出来る幸せが最高です。

茶色になります。ちなみに冬青は赤茶です。

一口に茶色と言ってもそれぞれ風合いが違います、染め分けるといいですね。

工房では指導に染め分けが出来ません。共に染めて茶として使っています。


2011/10/12

 

今日は工房で八割、染め終えた生徒さんの糸の点検をして赤を四色一度に染めました。

楽しい工房風景になりました。

長い時間染めてから経っているので赤はグイグイと色素を吸います。

天然染料が入っていきます。

使うまでに時間が有る時は洗いをして、染めを重ねることが大切です。

時間があく場合は色の完成前で留めて置くようにすると良いですね。

糸は生きています。時々糸を洗ったり、風を当ててやることが大切です。


2011/10/13

 

琉球藍生葉染め

生葉 60g 水1000cc 麻綿ショール1枚・シルクショール1枚

一株の琉球藍を初めていただいて、しかも今時分に染めてみました。

①葉と茎に分ける。少ないです。水1000cc加えてミキサーにかける。

②ミキサーはしっかりとかけて、40メッシュで液を漉す。絞ることなく液は取れて楽です。

③麻綿ショール1枚・シルクショール1枚共に3回ずつ染めました。

色素は無いと思っていましたが、綺麗に染まりました。

工房では初めての「琉球藍生葉染め」でした。

今の時期に染まったことを感謝して!種を分けてくれた貴方の感謝!!!


2011/11/09

 

シルクの藍染め

シルクやウールはなかなか藍染めは厄介です。色が止まらない。斑になるとよく声を聞く。

工房では水の中に木灰を入れて(手入れて少しヌルヌルとする程度)30分程度 シルク・ウールを浸し40℃程度まで加温して30分位放置して脱水して藍染めに入ります。

染め終わって中和の為に酢水に糸を浸して置きます。

一ヶ月程度置いて使うと手に藍が付くことはありません。


2011/12/03

 

みぞれが降る季節になりました。寒いです。今日は雨の中で染めをすることになりました。

3色とも4回染め重ねた色と水です。工房ではこんな具合に液を水で流します。

今日は山荘冬青工房で指導です。回りは黄葉が始まり木々も冬支度を始めました。

茶(萩)・肌(花梨)鼠(クヌギ)の染材を使って染めました。

工房の割り染織はこんな具合に山の中でも出来るだけ不害な染織に心がけています。

回数を重ねれば色素は入りにくくなります。

そんな時は豆汁をした布等を作っていて、それに色素を吸わせて終えます。

遠方から来る生徒さん達は熱心に学び出来るだけ次に伝えておきたいと願っています。


2011/12/11

 

天然染料はこれで好いという色合いは無い。

出来るだけ許されるだけ重ねて時間をかけて染めることのみが堅牢度には肝心です。

その時はできるだけ薄い色目で重ねること。天然染料は染めることに奥の深さを感じます。

もうこれで良いと感じたことは一度もありません。

体力の方が付いていかないので折り合っています。

このことをしっかりと分かっていただきたい。

時間をかけて染めれば天然染料は幾らでも入っていきます。