2010年1月~6月

2010/01/01

 

おせち・・・

孫も大きく成っておせち作りを手伝います。煮しめ・黒豆・茶碗蒸し・紅白寒天・キントン等は手作りします。今年は再度細巻きに挑戦。今回もご飯が多くて口が開き・・・何度か巻く練習が要るようです。

6年生の孫が初めて家の雑煮と言うテーマの宿題で恐々と野菜を全て切って雑煮を作りました。

やれば出来ると喜んでいました、雑煮は煮雑煮です。野菜たっぷりで鶏肉・鯛等が入ります。

広島は魚を入れます。主人の家の煮雑煮は中に餅が入りあまり好きではありません。

私の代になって、野菜汁と餅を煮ることを手間ですが分けて作ります。

おせちを丸テーブルいっぱいに載せてみんなの健康を祈りつつワイワイといただきました。

PS.お雑煮とおせちの写真は もう少し待ってね~ ちょっと手違いでまだアップできません。


2010/01/20

 

柚子汁をつくる。

私達の故郷はポン酢はだいだいで作ります。昔はどこの家にもだいだいが植わっていました。

工房に40年なる木が有り、今年はたくさん柚子が取れました。 生徒さんにいただいてもらい、柚子を家の中で絞れば精油の目が痛くなるほど(苦笑)

慌てて窓をあけるほどです。

種は洗い干して冷凍もします。使う時は化粧水にします。

また150ccずつ分けて冷凍して一年のポン酢にします。

我が家のポン酢:柚子汁150cc・醤油150ccと白だし15cc  香りと味はいいですよ。



2010/04/14

 

工房の花スオウが満開を迎え、思わぬ寒波に寒そうです。春に入りもうじき初夏を

迎える季節になりました。 豆汁をする日々になります。豆汁をして白い糸が風に

そよぐ風景はたまらなく好きです。 豆汁をして染めることが出来る日々に感謝!!!


2010/04/29

 

山荘の誕生日である。5年が経った、早いものである。

今日は久しぶりに娘の運転でトリトンを走る。

こんなこともなければ写真を撮ることもできない。

パチリパチリと取り捲る。最近は新名神がやけに込む。毎回三重川越から混むようになった。

当然走りにくくもなる。いつも事故にはくれぐれも気をつけないとと思い走っている。

棟梁と共に上がり薪を持って上がっていただく。四人で美味しいものをいただきました。

菰野は意外と美味しいものが多くて幸いである。


2010/05/09

 

10年前にお世話になった「明治村」と「リトルワールド」に出かける。

明治村は私のピアノの寄贈が縁で染織の指導を8年させていただいた 。

あの頃1~3歳の孫は中学生になり私のピアノを見せておくことにした。

製造100年以上経ったピアノ。今も健在でした。

調律も修理も自分の手に負えなくなったので寄贈することに相成った。

展示させて音を楽しむことが出来なくなったのであるが 久しぶりに対面して求めた当時の父母の姿を感じた。

改めて感謝である。

その足で「リトルワールド」 山形・月山にて。秋に「紅花染め」をさせていただいた。

機を見たり、散策をしたりしたところ、韓国の衣装を着たいと大喜びの孫たち。

衣装を着ればどちらの国の方と分らないほど人も国も近くなったものです。

初夏の一日娘家族と仕事を兼ねて遊んで来ました。


2010/05/13

 

ジャパンブルー展始まる・・・

H22.5.14~17銀座 時事通信社ビル「時事通信ホール」

二人工房では竹糸織から桑糸織まで30点余りを展示販売する。桑糸は昨年11月に

生まれた湯気が出るホヤホヤの糸を反物に4点織り展示。この桑糸はお蚕が桑の葉を

食べて、枝~茎の表皮を採り薄皮を酵素で取り除き綿にして紡いで出来た糸です。

繊維なのに綿にすることによって織ると和布のような風合いに出来る、これはすばらしいことです。

桑糸織は夏物単衣にと思っています。故に桑の自然の色と藍で織ってみようと思っています。

綿の風合いとは異なる和布の感覚で軽く、繊維でありながらシワにも成りにくい新しい繊維です。

竹糸織は軽く、シワにも成り難く、体温で体にフイットして馴染む優れもの。

多くの人の目に留まり着てみていただく事が今は大切です。だって今までに無い二点の作品ですから。

17日まで展示しております。会場に是非おいでいただき感触を感じていただきたいと願います。

会場には毎日つめております。お待ちしております。


2010/05/14

 

会期中着物で通す自分。

今まで一人で着れない、粋に着れない、肩が凝ると着物を着ることを避けていました。

こんな自分も着ることによって良さを伝えることができる。

お客様がおいでなる短い時間に一人で着るのですが、着れる様になるものだと感心します。

自分で着たい。きつくも無く自分で着れば調整もつく。

今はすっきりと気持ち良く会期中楽しんで着ています。

もっとモデルがスリムであればなお良いのですがそれはおいて(苦笑)もっともっと普段に着たいと思います。


2010/05/15

 

昨年から出展している「藍の祭典」

昨年買っていただいたお客様から「着心地好い!締めやすい!」と声を掛けていただくこと嬉しく。

物づくりする醍醐味を感じる期間中、新素材だからこそ着て見なければ判らない!!!伝えつつ実感する。

「竹糸織」は8月の真夏以外年中単衣で着れると話していますが、今日は「竹糸織」

着物を合わせで着ておいででした。袷でもいけることを。又の濃紺の「影縞」に真っ赤な長襦袢をお召しで粋ですばらしい。

会場に居ると着こなしのすばらしい方を拝見して、「竹糸織り着物」

こんな帯も合うのだと関心勉強をさせていただき、今からの作品つくりの参考になることが多い。


2010/05/16

 

日本の藍「ジャパンブルー」銀座 時事通信ホールにて・・・

明日17日が最終日になる。今日は日曜日の晴天、会期中天気に恵まれて大勢の人でにぎわう!!!

私たちのコーナーも珍しい天然繊維でにぎわい感謝する。

昨年お買い上げいただいたお客様の了解を得て写真をいただく。

とても良くお似合いで「竹糸織着物」なので帯の柄も竹!!!

すっきりと粋に着ておいでです。着て会場においでいただくことは 作り手として感無量でした。

「新しい素材なので着てみなくてよさが分らない」とのこと、ありがとうございます。

写真右の「藍香房」社長のお召し物は「竹糸織・影縞」です。

濃紺に部分には縞柄と同じ縞を入れて織っております。

光線に透かせば縞が浮いて出る織り方です。

明治には粋な方が着て流行した1点です。これぞ「ジャパンブルー」の色です。


2010/05/18

 

銀座展「日本の藍 ジャパンブルー」に参加して二年目。

終えて武豊を1週間余り工房を空けました。庭の木や草がやけに大きく、花スオウは例年だとマメ科の木なので花が終わり豆が出来ています。

今年は天候不順であるか花と豆と葉は同時に出ています。

嬉しいような不思議な感じがします。

今日は体も少しくたびれて私はのんびりさせて貰いました。

飯田から出かけて来る生徒さんと主人は銀座の話でも盛り上がっていました。

立ちっぱなしの日々は辛いものがありますが、昨年求めてくださったお客様が着物をお召しくださり、帯をして会場に来てくださることで自分よがりのものづくりで無い事を実感し、着なくては解からない新素材の良さを感じます!着てみないと。

「着れば良さが分かるわ」と声をかけてくださって嬉しかったです。

来年は展示会が20周年とあってよりすばらしい作品が所狭しと並ぶのではないかとウキウキします。

その仲間入りをさせていただいた良き縁を大切にして、より良いものを提供をしたいと思っています。

これからのものづくりにと心新たに出発しました。


2010/06/02

 

孫から教わったベークドチーズ・・・

山荘では毎回指導日には生徒さんと共にランチをいただきます。

最近はそれがとても楽しみで作る楽しみも再発見しています。

指導で時間が無く、手短であることが一番重要、いつも二人でいただいているものばかりですが 大勢でいただくと一段と美味しく感じます。工房の電気のオーブン。

40年使っていますが、温度が高いとすぐ焦げて大変ですが思入れ多くて手放せません。

私一代動いてくれればありがたいとなだめながら使っています。

少し焦げていますがこれが美味しいのです。


2010/06/03

 

苺ジャムつくり・・・

毎年20パックの苺でジャムを作ります。

今年も「もう安いよ!」と八百竹さんが持ってきてくれました。

大鍋に一杯になりますが、煮詰めればあれがこれだけと思うほど底に少しになります。

底まで煮詰めて砂糖を加えます。

20パックで砂糖1.5kgこれでもとても甘いジャムになります。

可愛いビンにこれだけです。生徒さんや娘たちに少しおすそ分けします。


2010/06/05

 

豆汁講座の報告を今までしておりませんでしたが、年間ゆっくりですが参加者が増えてきています。

しかも若い人が多く!!指導をもっと充実したものにしたと考えます。

講座に参加する人は大半が遠方からの人が多く、工房ではなく冬青山荘で実施しております。

理由は泊まっていただけることです。

できるだけ負担を少なくするために山荘に泊まっていただいています。

内容は「豆汁処理」それに伴っての「割り染色」です。講座中に何度か「豆汁処理」をする。

自然相手ですから天候に合わせての実施が大切です。

講座間の4度にわたり共に食事をすることがいろんな話しが出来て良いものです。

食事は私の手料理ですが、今の所美味しかったと帰っていただき感謝しております。

夕食後は『縞帳』つくりをして自分の織り地サンプルを張って使っていただければと指導しております。

講座をするたびに若い人が染織にかかわって過ごしたいと思う人が多いことに驚きます。

毎回思いますが若い物つくりをする人たちが穏やかに過ごしていける世の中であることを願いながら今回も指導させていただきました。


2010/06/13

 

山荘ではこの二日間は機音がひっきりなしで音を立てています。散策の人も何をしているところと見られるぐらいです(苦笑) 動画を写真のように撮って聞いていると機工場のように感じられ、人が覗き込むのもわかるかもしれません。

今日はなぜ写真がないか…結局ふたりで必死に織っているので写真班が居ないわけです(苦笑)でもその甲斐あって名博にあと一息。

二人とも初めて展覧会のハガキに名前が出来いるので頑張らないと!と織り上げて帰りました。 よく頑張りました!!!

名古屋博物館の展示会でその成果を是非ご覧くださいね。



2010/06/15

 

梅の塩漬けに入る。キュウリのからし付け4kg漬ける。

梅雨に入り雨が続くすっかり丸テーブルが黴る。

勘弁してほしい。洗濯物も乾かないし、染めでは豆汁ができなくなった。

この時期、わが台所は土間状態である。

梅のシロップ漬けに始まり、梅干し、漬物オンパレードである。

床はベタベタ…土間がパパに為に欲しいと願う。美味しいので文句は言え得ない。

生徒さんに差し上げる楽しみもあって張り切って作っている。

染織の合間をぬっての話しですが。

台所に入りきらなくなって染めの物置まで占領します。梅雨に入って喜んでいるのは花達です。

今年は春から「柏葉紫陽花」が元気で花も今を盛りに咲き誇っています。

柏葉紫陽花は秋、葉が紅葉して一年中楽しめる花の一つです。



2010/06/21

 

鳥居ファームで枇杷狩り・・・

毎年生徒さんの「鳥居ファーム」で枇杷をいただく。今年が25kgのシロップを作りました。

いただいた枇杷はトータルで40kg余りあったと主人は話しています。

シロップを作り、冷やしていただく、コンポートを作る。娘達に送る等で大忙しの一日でした。

あれやこれやと感謝です。ありがとう!!!


2010/06/22

 

枇杷採りの帰りに「蝋梅」の実を貰って帰りました。

木を見あげればこうもりでもぶら下がっているのかと少しグロテスクでしたが、実を開ければ大きな豆が出てきました。

また鉢で育てて山荘に植えることにします。

種から育てることが大好きです。今の所大きく元気に育っているのは「花スオウ」「南京はぜ」「クヌギ」 今年は「夏目」南京はぜが大量に出ました。

なし・りんご。 りんごは意外と種が取れますが、梨は種がぺったこで芽が出にくいです。しかし今年は7本も出ました。花が咲いてくれれば嬉しいです、苗の成長を見るが楽しいですね。そのうち山荘の周りは花盛りになるでしょう。