会員研修会 in かぶら「豆汁実習」
研修会スタートです。
今回実習で行う「和とじ本作り」について説明しています。
【研修内容①】
改めて「豆汁」のやり方を実習を通して再確認。
生徒さんはそれぞれ別々の日にみえているので、
皆さんに同じように豆汁のやり方がが浸透しているか・・・
そういう思いも合って致しました。
研修会スタートです。
今回実習で行う「和とじ本作り」について説明しています。
【研修内容②】
今回の「和とじ本」の表紙はもちろん草木染した和紙です。
実際の本作りのする和紙は、工房で豆汁処理済なのですが、
紙に豆汁をするとどういう感じになるのか体験しました。
和紙を吟味しないと、
豆汁の水分で破れたりくしゃくしゃになったり
とても豆汁どころではありませんが・・・、
今回使用の和紙では、孫がやっても手順どおりすれば
出来ました。
豆汁をしっかり定着させる為に、
表と裏に豆汁を引き、乾かすを繰り返します。
【研修内容③】
和紙の豆汁が乾く間に、やまももでストールとハンカチを
染めます。
ただいま準備中・・・・。
もしもし・・・手元見てくださいよ~(笑)
工房で染めてきた和紙です。
板締めや絞りでこんな風になります。
きちんと豆汁をすれば、
糸を使った縫い絞りでも紙ですが出来ました。
豆汁した和紙が横でなびく中、
やまももの染めに、媒染に「鉄」と「みょうばん」とを用意して
二色で染めをしました。
分かりづらいですが・・・
一度染めた後に少し板締めの木を動かしています。
出来上がった作品が動画の中にありますよ~。
どれだか分かりますか?
染色を施した、ショールとハンカチの作品集です。
明日の前に・・・和とじ本の中身の和紙の準備です。
大きな和紙からどうやって形になるのか・・・
今はその全容はまだまだ想像できませんでした。
ご飯になるまで、研修は続きます・・・。
夕食です!
バーベキューは、はっきり言ってすごいボリュームです。
皆さん、口々に「もうお腹一杯ですぅ~先生」とは仰ったのですが、
最後の焼きそばもデザートのアイスも・・・
きれいになくなってました。
すご~い ボソっ
まだ明日がありますよ~ (汗)
夕飯の後、お風呂に入るまでの時間は、
今日の作品の発表会です。
見せていただくと 本当に色々有りますねぇ~。
「あら!それも良いわねぇ~」
同じように出来そうに見えますが、オリジナルのすごさですね。
この一品は二度と出ないはずです。
【研修内容④】
「和とじ本」作り
2日目です。
今日は完成にたどり着かなければなりません。(笑)
一番綺麗さの出るカッターでの裁断。
恐る恐るカッターを使うとずれますし、
裁断面が綺麗ではありません。
ものさしはしっかり、カッターはす~っと・・・。
聞いていると簡単だけれど、案外苦戦。カッター裁断。
なんとなく・・・完成近し。
やってみて思うのですが、結構単純に見える「和とじ本」ですが、
色々な工程を経ている物なんです。
角に張ってあるのは、角切(すみきれ)です。
コレも裁断した和紙から取ってつけます。
「和とじ本」の最終工程、本を和とじします。
「ここに入れてここから出して・・・」
説明通りにやると完成間近ですよ~!
これが完成本です。
皆さん、完成にたどり着けました。
賞味3時間の工程でした。
かなり特急便でやってのことなので・・・
お疲れ様でした。