2007/12/21
キッチンマットを織りましたが、使っていただいている所を見て、マット自体が今まで織ったマットより経糸を混ませて織っています。
マットに乗っていても滑ると言う感じも無く、とても良いマットでした。
使って見て感じてそれが暮らしの道具、暮らしに生きるものを織りたいと痛切に感じました。しかし織ることは大変でした。糸が太く、硬く、重いの三拍子です。今回は40cmと狭いものでした。
次回は広幅を注文を受けて織りの準備に入っています。
2007/12/15
孫のかぎ針編み・・
毎回我が家に来れば手仕事をして過ごす孫達と久しぶりにかぎ針編みをした。
4~6年の子どもには長い時間おなじ事を持続させることは難しい。昨年は棒針編みでマフラーを作った。
基本で終わってはおもしろくないとピンクッションをつくることにした。1枚作った所で大きなため息が聞こえる(苦笑)二人で2枚合わせて1個のピンクッションにする?と聞くと「まだ作る」と言う。
二日がかりで出来たピンクッション。色は全てハーブ染め。ハーブのサンプル色なのでいろいろ。
今日は喜んで持って帰った。
2007/12/11
指導を始めて20年の余に成りますが、今日のような事は初めてのこと。
私達と合わせて7人で作業をしました。通常は一日1~2人を指導します。
東京から昨日から来ている人、5人の生徒さんとそれぞれ違う事をして指導しましたが、少してんやわんやでした。藍染めをする人、ドラムをする人、筬通しして織り始める人。
煮染めをする人と、それぞれ違いますが人の作業を見て勉強になったようです。
戴いたケーキとお茶で一休み、みんな楽しかった!と聞いて一安心。佐織機を持ち込んで織りを始めた生徒さん。どうしても狭くて細い糸が織れない。少しお金をかけて、
横木を長くして織り始めました。今回経糸20/2を掛けましたが思いのほか良い感じに織れ始めました。
2007/12/08
秋深まり冬がやって来る・・・
寒くなれば林檎が白菜が甘く美味しくなります。最近はいたるところにJAの店が多く出来て、取立ての美味しい野菜や果物が手に入ります。この林檎は戴き物ですが
規格外のものも多く、いただくにはかまわないものが安く手に入ります。冬といえば沢庵漬け、白菜漬け等作るものが多く、娘たちに生徒さん達にいただいてもらう喜びを感じつつ主人は作っています。ジャムも苺から始まりイチジク、林檎と今年は花梨のジャムに挑戦したく思っています。
2007/11/29~12/01
久しぶりに旅に出る。 目黒の日本民芸舘展を見に出かけた。初めてのことで東京の生徒さんが車で品川まで迎えに来てくれて、そこから会場にさらに彼女の海の別荘と移動する。 ハードな旅の始まりでした。
会場内を1時間かけて見て回り、彼女の家に出かけて機の様子を見て、三崎へと向かった。途中幾つかの高速道路を走り抜けた。運転は都内をビクともせず走る訳でさすがに上手い、一時間で快適に走る。
しかし私も運転者、乗せていただく事はあまり無い。正直怖かった「降ろしてくれっ」と叫んでいました。
(苦笑)
どうにかこうにかの道中だったけれど景色も良いし、ベイブリッジも良かった。ベイブリッジは名古屋のトリトンと風景を間違えるほどに似ていた。どこも湾外道路は綺麗ですね~。
別荘には彼女は週末来ては染色をする場だそうです。風が強くて作業の苦労はあるようだが、染材の成る木を植え、野菜を育てているとのこと。高速の1時間はかなりの距離であり、私たちもこういう自然の暮らしをしたいと感心しました。 染織も自然に良いものを作りたいと工房まで通って来ている訳ですが、私達もより真剣に指導させていただこうと感じた次第です。
翌朝三崎口から京玉線で横浜へ出て、八王子~清里にと移動しました。四年ぶり事故以来です。
自然は変わりなく迎えてくれました。八ヶ岳はしっかり冬景色をしておりました。名古屋に近くなるほど
紅葉が綺麗で久しぶりに二人旅をしました。
2007/11/08
爆蘭「はぜらん」 別名三時草という。写真はいただきものです。
結構良いデジカメですがこの三時草はなかなか中々撮れません。
近所の方にこの三時草を差し上げる。此花は主人の母が好きで結婚してニラの苗をいただきそれに付いて来ました。もう三十年の余にもなります。
毎年この時期になるとそう三時頃に咲きます。可憐な花です。
工房のいたる所で咲いています。決して「蘭」ではありません。
花の種がはじけ、小さいけれど蘭のような花が咲く所から名が付いたらしいと言われています。名前が知りたくて図鑑を買って検索をして調べてみました。
「はぜらん」可愛い花の名ではなりませんか。ますます可愛くなり、また母を思い出します。
2007/11/03
風邪が抜けなくてグズグズ過ごす。
今日は山荘に行く予定でいましたが、トリトンを走る自信がありません。
時間に追われて染織をして居りますが、少し変化の有る風が欲しいものです。孫も大きくなってなかなか来られなくなりました。それに犬の世話があるらしく少し寂しいです。風邪を引いて弱気になったのかな。
明日は久しぶりに出かけて来てくれるとか、何処に行こうか算段しています。季節の変わり目、花を愛でるも良いですね。近所の方から秋をいただきました。こんな実石榴も少なくなりました。嬉しいな~
少しのたわいのない話もたまには楽しいもの、いつも色んな木々を持って来て下さる。山荘は彼女の木々で満載です。
2007/10/26
秋満載・・・
雨音がする今日の指導日遠方からやって来る生徒さん。工房にやって来る人の多くは
大きな登山用のリュックでやってくる。工房に大きな山が有るのです・・・それは冗談ですが(笑)
糸を持ってきたり持って帰ったり、帰りは水分を含んで重いのです。そしてどういう訳か生徒さんには山登りをする人が多いのです。工房にやって来るから購入したのではなく山登り用だからそういうリュックも有るんでしょうね~
夕方二人で散歩をしますがしっかりと秋になりました。武豊はまだこんな風景が
いたるところにあります。秋は芒に背高泡立ち草、合いますね。先月稲刈りをした田んぼからまた稲が育ってこんなに実も大きくいただけそうです。どうして雀は食べないのでしょう。
そんなことを考えながら歩く楽しい時間、日の暮れも早くなって来ました。
2007/10/15
思いついたが吉日と行動に移す自分。良いか悪いか今までこうして生きてきた。今回も行動の虫が動いた。
常滑屋の帰りに着付け教室の看板を横目で見ながら走る往復。
電話をかけて直ぐ走った。15日、今日から習い始める。
「自分で(竹糸織着物で、自分の作った帯)染織した物を着たい」と話して気持ちよく受けてくださった。教材を見れば色々あるが時間がない。来年の「竹糸織着物展」には期間中着物を着たいと思う。しばらく手を通してない竹糸織着物だがやはり良い。先生も「今までになかなか無いものですね」と関心を示される。
つくづく実感したが、やはり竹糸織着物は良い。展覧会中は是非多くの人に手を通して欲しいと願う。100年を見越して見れば竹糸織着物に市民権を持たせてやりたいと願う。既にそこには居ないが、自分達がやっていて良かった思える時代が
来ること祈りつつ・・・。
思えば平成の縞帳も100年で甦った縞帳である。色んな人に繋がって竹糸織着物が多くの人に着て欲しいと願う。
今日も良い、やっぱり良いと思いながら竹糸織着物を着てわが姿を見る、なかなか良い感じじゃないと姿身を見る。
2007/10/11
今年の展覧会が全て終わる。
各地で見ていただいた方々に感謝します。
9月に入り動き回ってようやく常滑屋も終わる。
今日は指導が無くなった。
指導が無くても忙しいが少し気持ちがどこかホッとする。
あれもして~これもして~と、やることは山積しているが二人で語らいながら過ごせる事も幸せである。
今年は二人の記念すべき年である。
夏に65歳と60歳になった。孫が少しゆっくりしてと言ってくれるが忙しい事が幸せ。色んなことを言葉にして一つずつやっていく事が楽しいものである。
時間は待ってくれない。やりたいことが山積!布や糸が白いままで風にそよぐ。
こんな光景を忘れないで進んでいきたいと願う。
2007/10/10
日よけの再生・・・
日よけ・ケナフバックと販売を始めて1年になる。再染めを始める時期にも入ったようだ。
麻やケナフは繊維そのものなので柿渋で染める限界がある。そこでバックも日よけも
少し使っていただいて再染めをする。色もグググッと入り強度も増す。
日よけは長いので再染めをしてベランダに吊るして水をかけ、しわ等を取り除きて戻す事にしている。
展覧会等が続き作業が遅れたが元の持ち主に戻すことが出来た。
日よけはお天気も良いが、雨にぬれた風情も良いものだと再認識である。 あぁ良かったぁ・・・
2007/10/06
ケナフの日よけ・・・
今年も常滑屋さんの日よけを掛ける。色はとても良い!!
入って来た方が「いい雰囲気ですね」と誉めてくれる。
織成にしてもケーキ屋さんにしても建物を選ばない素材です。
しっかりとそこの顔になっています。本当に嬉しいことです。
当番にやって来た生徒さんが、夏の名博にも同じ着物を着てやってきた。
この季節に着ても違和感が無く、着こなしている様子で、「透ける軽い木綿着物を私はこんな感じで着ています」と、裾を広げて見せてくれる。
紺木綿生地で裾だけにつけていると言う。なるほど・・・
着物を着る人はいかに楽に身近に着れるかを工夫している事が良く分かった。
私も一人で着物を着たいと思う一人で・・・(苦笑)展覧会には早く出かけ着たくても着れない事情たるものがあったが、ようやく一人で着れるようにと重い腰を上げてご近所の「着付け教室」にノックした。
自分の着物で帯で一人で着れる様に指導して欲しいとお願いすると、気持ちよく引き受けてくださり感謝です。
普段にも着れる着物を作る自分が一人で着れないなんて(汗)
着れる事を楽しみにしててくださいね~
2007/10/03
常滑屋はじまる
「ようやく秋を感じられるようになりました。開催の時期ね~」と言って来て下さる方、HPを見て来ましたとありがたい言葉です。
本当にありがとう。
この時期の常滑屋さんでの展覧会も定着してきました。
秋の展覧会が続くので時期を変えてはと話しておりましたが、嬉しい悲鳴でそうもいかないようです。
今回は反物20点。竹糸織着物1点。半反物50点。
所狭しと展示しております。
秋の常滑とここでの展覧会・・・
どうぞ秋を感じに常滑へお出かけ下さいね。
2007/09/27
庭に彼岸花が咲いた・・・
もう10年にもなる。花びら染めに欲しいと言って友人から戴いた、球根はどっさりと植わっている。しかし何年経っても咲かない。大きな木蓮の木の下に植えたためかと思いつつ時間が経ってしまった。
今年初めての花、嬉しい。花びら染めには本当にたくさんが必要になるが今はそんな事を考えていない。花が楽しめればと思う。
2007/09/25
三週間の長きに渡り、多くの方々にみていただきましたことを心から感謝します。京都という土地柄か東北から沖縄までハガキを戴いたと持っておいでいただき会場にいない日に来ていただいた方々にはお目にかかれず申し訳ありません。
来年も秋に開催しますのでお待ちしております。
皆様ありがとうございました。
2007/09/22
織成舘は妙心寺が近く、何人かの僧侶の托鉢に会った。
初めてである。腹から出る声で托鉢をしておいででした。
毎日ですかと係りの方に聞けば二~三ヶ月に一回でしょうかと。
聞けば托鉢のご縁をいただき感謝します。
今日は山荘から京都にと往復する。秋の季節を眺めながら、この至福の時間を感謝して。
2007/09/17
織成の往復・・・
生徒さんから1号線で来れば近いと聞く。初めて東名阪四日市から亀山。
そこから1号線に入り鈴鹿峠を越えて名神の栗東に入る事にした。
山荘から2時間半。行きは鈴鹿峠はひどい雨模様でした。カーブが深いが
ありがたい事に深いカーブは対向車線になっていない。さすが1号線と感謝した。
走りやすい道路でした。
帰りは台風で天候を気にしたが鈴鹿も晴れて走りよく、芒が穂を広げて、
次回はしっかりと秋を感じれると楽しみである。もう京都は車で走る事にする。
良い距離でドライブに嬉しい。 山荘で一泊してゆっくりとして武豊に帰ることにする。
指導日が待っている・・・。
2007/09/16
豆汁講座・・・
今回は参加者2名、もう一人高知からの参加者があったが、申し込みをしたものの往復の高速バスが取れず断念された。
豆汁講座をしている事をホームページからでしか知るすべが無く、参加者が少なかった。一人でもさせていただこうと当日を迎え、見学者が参加して思いもしない勉強をしたと喜んで帰られた。
一人でも多くの人に豆汁をして染色をすることを知ってほしいと願っています。少ないがゆえに色んな話ができて私達にも勉強になりました。ありがとう。
豆汁処理にもまだまだ課題はあります。これが全てではありません。
ただ自然を汚さない染織をしていきたい。着ていただける反物を織りたいと願っています。山荘でも大いに豆汁講座をしたいと思っています。お問い合わせ下さい。
講座は一日かかります。
2007/09/14
渡文縞・・・
「尾州の縞・二人工房展」の会期中、私達が土日祝日居る時は毎日のように雨が降る。
今回も団体の方々がおいでくださったが、ホールにおいでいただくことが出来ないほどの雨模様、ケナフの日よけをくぐって縞を見ていただく。
まさに渡文縞とおほめをいただき「渡文縞」と今掛かっている日よけに名が付いた。本来工房では同じ縞は織れない事にしていたがここの縞が馴染んでくれればと嬉しい。
会期があと一週間になりました。ハガキを持って会津から来ていただいた方お目にかかれずごめんなさい。
またお目にかかれることを楽しみにして居ります。
2007/09/11
ご近所さんにめだかを上手に育ててる人がいる。良く水を変えて毎年たくさんのメダカが孵っている。白・黒・赤・白は珍しい。
白魚のようである。
生徒の一人が分けて欲しいと言うことでお願いして少し分けていただく。
そのおすそ分けを戴いて育ててみる事にした。
よく出かけるので育つか心配であるが、そこは睡蓮もしっかりと育ちうらやましい事である。
工房は求めて2年は咲いたが今は有るのかどうかも定かでない。
暑い夏が過ぎようとしているので何とか育ってくれる事を祈る。
ありがとう、おすそ分け!!
2007/09/10
縞展期間土日祝日には織成宿所にて泊まる。
織成は今出川~浄福寺通り上ル。
朝通う道々、寺の内通りには早くから道に水が打たれ、皆が道沿いを掃除している姿を見る。今は見ない光景である。
道が清められていると感じる毎日である。
今も帯やさんが多い場所である。機音が忙しそうに聞こえる。
職人の町が今も息づいている。
2007/09/09
会場の雰囲気・・・
たくさんの花をいただきありがとうございます。広い会場は日中明るすぎる。しかし日がかげる3~4時になると電気の光で雰囲気が違ってきます。
縞は良いですよ~。
今回中国から染織をしている若い女性がお出でになった。
長い時間、バンブーヤーンで話しが盛り上がった。
中国ではバンブーヤーンが高いと言う。値段を聞いてびっくりした。
その彼女達が縞をみて故郷や里山を感じてとても日本の縞は良いと言っていた。縞は着ないと言う文化の人達が少し嬉しかった。
そして団体が入って来た。染色を生業としている人達だ。
糸を豆汁することも初めてと聞き、その染色を見るも初めてとか。
この素晴らしさを伝えればきっと語ってくれる。人によれば、少し化学染料がかかっているのはないか?と言葉を返してきた。
でも生徒と同じ色合い。これを見ればわかること。
豆汁の力をびっくりして良い物を伝えていきたいと改めて感じた。
2007/09/08
ケナフの日よけを掛ける、岩上ホールに。イメージして織った日よけ。掛けるとマッチして良い。
おいでいただく方々から良いね~と声を掛けていただく。うれし~い。
ケナフの日よけは和風にも洋風にも生きる。広幅を手機で織りは大変だけれども、
その場にかかることを想像して織るは楽しいもの。織成には毎年「大毛タデ」を植えてある。
今年も大きな花を満開に咲かせている。岩上ホール前に大甕に生けて皆を迎えているが
種欲しいわねと話しながら会場においでいただく。
会場に入れば95点の縞が迎える。お~と歓声を上げてゆっくりと縞を見て回られる。
会場は織り屋さんの工場跡。大きくむき出しになった張りを見ながら昔をしのぶ人も多い。
2007/09/04
3日搬入して初日を見届けて帰る。
たくさんのお花をいただきありがとうございます。
感謝いたします。
今回も手織振興財団の特別展としてさせていただき感謝いたします。3回目を迎えます。
今回から販売を兼ねました。また一歩踏み出しました。
縞を着たいと言う方に木綿を着たいと言う人に届けたと願っています。是非お出かけ下さい。
土日祝日には会場に詰めております。
2007/08/31
今年も美味しい味噌できました。
2月15日に作った味噌がこれ!今から少しずつ食べていきます。
結婚して40年余り作り続けて義母からの贈り物です。
大切に娘たちに伝えていきたいと思っています。
味噌はこれに限ると言うパパが、今は毎年作っています。
感謝ですね~!!
毎年八坂のお下がりを戴いて麹にして味噌や三五八にする。
そうすればお下がりのお米も生きる。
今年はさらに塩を天然にしてみた。出来上がりの味噌に甘みが増し良い。何かの話しでスローライフはゆっくり、まったりと時間が流れるように緩やかなと言う感じを受けるが、けして手間を惜しまない時間を過ごす事で、まず健康である事が第一である。ご飯を戴くにも時間がかかる。なぜなら、土を耕し作物を育て、できたものだけで美味しくいただく流れだから。
水、土、火の管理が必要になるこれが本当のスローライフだと思います。
私はそのまね事しかできませんが、大切な事と感じています。
2007/08/30
野ぶどう・・・・
山に植わっているのブドウは毎年生徒さんが採集して染料に使っています。
春に花が咲き、今時分少し大きな実を付け秋には紫色の実に成長します。
写真は工房に成るのですがようやくこんな実がなるまでに成長しました。
染め色は鼠色を使っています。
だし金で鼠になります。堅牢度も良く、大切な色の一つです。
2007/08/19
織成近づく・・・
手違いでハガキ作りが遅れる、人任せはつらいものがある。
良い花火を上げたいと願っている。着たい人の手に届けたいと願いつつ盆休暇も終わり、指導の週にも入る。
この夏の暑さにはまいる。しかし事故から3年が過ぎた。
今の健康を感謝して、染織をさせていただく喜びをかみ締めながら今日も頑張ろう。
2007/08/17
じぃじと桃子の煮染め・・・
夏休みに来ればしたい事の中に染めが入っている。明日は帰るので暑いが染めをすることにした。
ショールを輪ゴムで縛って刈萱で染める。蛙の子は蛙か。嫁ぎ先の母も絣作家である。
この孫は今の所染織が好きらしい。染めたショールを父のおばあちゃんに土産において帰ったと聞く。
5歳にもなれば希望が多くてこなす事に追われる。パパ子育ては若いから出来るものだなぁと感心している様子である。 長いような短い盆休暇が終わった・・・。
2007/08/11
盆休みで山荘に・・・
娘の所がラブラドールを飼い始める。山荘に工房にと移動させて連れてくる羽目になる。
山荘には非常に合う光景である。犬の散歩で立ち止まる時もあり話が弾む。無駄吠えもしない。
居るのを忘れるほどである。犬との盆休みが始まった。朝5時頃起床して散歩に出かける。
色々なしつけの最中である。しぐさ等を見れば癒されもするが世話が大変である。パパも一緒になって気をもんでいる。
三家族が過ごす山荘は少し狭いなぁ。朝夕は必ず雨が降り、工房よりは4~5℃は涼しく、過ごしやすい。
12日は宮司は夏祭りの祭事等で帰ったが、他の皆が揃った所で定番の焼肉をして過ごす。
少ない従姉妹と過ごす時間を我々が生きている間は持ちたいと願う。孫も学年が大きくなれば部活等で来たくてもなかなか来れないことに時期にもなる。
家族は一番大切なもの、時代がどんなに変化しょうとも・・・私はそう思う。
2007/08/03
木立ベゴニア・・・
昨年の春に挿し木をしたものを戴く。それがこんなに大きくなって、そろそろカットをしてやる時期が来た。パパはなかなかカット鋏が入れられないでいる。
ここまで大きくなって来てずっと咲き続けているのである。
可愛い花である。
冬中咲き続けて元気な事。台風ごとに家に入れて避難をさせているが大きくなりすぎてようやく1本カットした。
土と水に分けて挿してみた。成功すればほかの枝もしよう。
どうぞ・・・根が出ますように~。
2007/08/01
パパの誕生日・・・
65歳の誕生日を無事迎えることが出来て感謝。
毎月戴く「朔日餅」8月は八朔粟餅です。
赤福さんからこんなメッセージが入っています。
『「八朔」は旧暦の八月ついたちのこと。五穀(米・麦・豆・粟・稗)の中で一番早く収穫される粟でお餅をつき、神前に供え贈り合いました。
それが八朔餅、お中元のはじまりでした。』
なるほど・・・教えられていただく御餅も美味しいもの。
今からも健康で動きまわって頂きたいと祈りつつ。
2007/07/27
梅干しと瓜漬け・・・
7月20日頃に梅を塩漬けにして水は一晩で上がり、紫蘇が出れば紫蘇を入れて漬けて置く。土用に入れば梅を日に干して甕に保存していただく。液には戻さない。今年は梅の色付きも良く満足です。
ありがとう。
かりもりは毎年生徒さんにいただき漬けていたが、いただくを待ちきれず昨年から何回かに分けて漬ける。全て同量にして漬ける。
美味しいですよ~。これまたありがとう。
私は毎回いただく人です(笑)。
染織は外の作業が多くて、庭掃除や漬物等を楽しみながら行っています。工房内を動き回っている主人を眺めながら、織りをしている私です。そんな私に感謝です。
2007/07/26
本棚・・・
山荘と二軒になって家の片付けが出来ずにいて、思い立ったパパは一気に4本の本棚を作った。半間が3本、1間が1本。素晴らしいと感心していた私だが、1間を作り据える場所に入らない様子を見ればなんとかしなければ・・・と考える。
そこがパパ(苦笑)無理やりに入れ込み補強をして本を据えてしまった。
お見事でした。工具がそれなりに持っているので思いつけば短時間で作る事が出来る便利な世の中である。必要な長さにカットしてもらい家の中でトンカチ~トンカチと軽快な音を立てて本棚が出来た。
これで私は満足しています。じっとしていないパパは、体は年並みにつらいものはあるが出来たできたとにんまりしてしていれば私も嬉しい。
娘がゴミを作るなといつも言うが、家の中を見れば要らない物があふれている今日この頃です。
2007/07/24
染織雑誌が休刊に入る・・・
染織の専門雑誌残念な事に休刊になりました。残念でなりません。
今までいろんな情報ありがとう。此処に感謝したいと思います。
再刊を願っています。
休刊になって改めて大切な情報誌であったと思います。
「平成の縞」として取り上げていただいた事もあり、本の整理をしている所です。主人が本棚を二箇所作ってくれて本が手軽に見れるようにしてくれるそうです。
まだ全ての本が納まるわけではないのでもう一箇所作る予定です。
本当に改めて染織の情報が入らない事になりました。
染織は人が生きることで大切な役目をもっています。
後世に伝えてゆかなければなら事業ではないでしょうか。
2007/07/13
花も避難・・・
今日から越前町の八坂に祇園祭に奉仕に出かける。
台風到来の様子である。庭の花ばなの避難を済ませて出かける。
このベゴニアは二年目の夏であるが、元気に冬越しをしてこんなに大きくなりました。1mは有にありいつ剪定をしょうかと思案中です。
枯れるが怖くてなかなか出来ません。。
モシモシ・・・花の話題も良いのですが、13日はわたくしの3×回目の誕生日ですよ(笑)
花にすっかり話題を奪われている遅いHP管理人でした (汗)
なるべく早めに更新できるよう頑張ります。\(^o^)/
2007/07/11
ふたりごとの6月28日に絞りの浴衣の事を書きましたが、完成してゆっくりと湯とおしをして竿に干しました。
10年近く前に絞って浴衣を染めたのですが、しっかりと染まっていればどんな所にあろうとも、色が明らかに抜けたりはしないと確信が持てました。
何度も何度も染め重ねた一品です。
こんな形で孫達が袖を通してくれるとは夢にも思っておりませんでした。今年6年生と4年生の孫達が着てくれます。
染織の仕事を続けてよかったと思う瞬間です。
2007/07/08
名博終わる・・・
会期を終えました。遠方のかた「東京・茨城・福井」等から駆けつけて下ってありがとう。今回も染織をしている方々に見ていただき、染織や色を感じていただけたと思っております。
これからも海を汚さない染織をしなくてと痛感する会期でもありました。
大勢観覧感謝いたします。 ありがとうございました。
2007/07/07
毎日充実した展覧会をむかえる。
セルを長年仕事して来た方からお褒めを戴いたウール着尺。
同じ縞をテーマにした「和・なごみ」勉強会縞などを見ていただきました。
縞を見る、縞を組立てるには良い勉強です。
毎回色が良いと来て下さる方もいらっしゃる。
縞は織りと色が命です。
着ていただける着尺を提供したいと切磋琢磨して参りたいと思います。
会場の様子は
名古屋市博物館 「尾州の縞展」2007でご覧ください。
2007/07/06
展覧会で思う事・・・
「継続は力なり」年々回を増す毎に感動する。来ていただいた全ての顔を覚えておれず失礼する事が多々ある。にもかかわらず
毎回来て楽しみにしていると話してくださる事の多いこと。
昨日は遠慮がちに「こんな作業着ですが良いですか」と、新聞を見ておいでいただく方もあった。
「尾州の縞」と書いてありどうしても見たいと二人づれでお出でになる。
縞が好きでなかなか見ることができない。ギャラリーは敷居が高いと、何度も廻りながら見てくださった。
「久しぶりです。」「「明治の縞展」見ては縞には物語がある」とか。
「なつかしい」と言葉をいただき、少し自分も感動を忘れていました。
今回はおいでいただいた方と話をしっかりして、もう一歩出る勇気を戴きました。
みなさんありがとう。
今回はまた着物でおいでいただく方も多かったです。着物好きです。
先生は着ないのと言われるのですが、毎日7時に出かける訳で、出かけるまでにやる事が多いなど理由を付けてなかなか着ない。(苦笑)
先年は何度か着ましたが今年はまだ着ていない。今年は少し疲れて会場につめるがやっとなのです。いけませんね~ 今日はお花を戴きました。
東京から持ってきてくださったのですが持込が出来ません。
家で活けさせていただきました。
みんなからエールをいただきもうすこし頑張りたいと思っています。
反物の販売は京都の「織成館」で秋9月にいたします。
2007/07/04
今日のギャラリーは人で賑わう・・・
毎回であるが今年も新聞に載らない。送ったFAXを担当者がタイミングよく取ってくれれば載るらしいが、観覧者は多くて悲鳴と言うわけには成らない。
しかし今回毎日のように名前も分からない人から「もう7回目ですね」とお声が掛かる。毎年楽しみにしているんですよと声を良くかけられる。
これが一番感謝である。
今年も頑張って染織した成果なのですよ~と言っても見ていただかなければ人にはわからない。染織をしている方から色が良いからと言われて来た。
セルを扱う仕事していたので「セル」懐かしい言葉に誘われて来てみたら、良い仕上げだと誉められた。その一言から今年も名博でする!とエネルギーを貰う。
二人工房の染織は素晴らしいと指導している本人達が再確認する場でもある。
この良いものを使って欲しいとこの秋から京都で販売を兼ねた展覧会をする。
着ていただいて感じて欲しい。手機の染織 「本物を身につけてほしい」着て使って育てて欲しい「尾州の縞」この仕事をしてよかったと感じる時間です。
是非お出かけ下さい。
2007/07/03
初日から待っていたと東京から駆けつけてくださった。
この方は毎年そうである、感謝です。
「縞展」は無いと言って懐かしく見て下さった方、長年セルを織りつづけていたと話してくださった方、自分はもう廃業していると懐かしがった人、セルや半セルをどうぞ織ってくださいとエールを下さる方。
ありがとうございます。
今年も展覧会をさせていただいた事を感謝しています。
手仕事を大切にやり続けて欲しいと多くの方にエールを戴く。
会場に入って見ていただければ何かを感じていただける展覧会だと思っております。
どうぞお持ちしております。私たちも会期中はずっと居ります。
2007/07/02
07年度名博搬入・・・
名古屋市博物館をお借りしての展覧会は今年で7年になる。テーマを決めての展覧会は今回限りになる。
今年のテーマは風呂敷縞。明治から昭和と風呂敷は暮らしにとても大切なものであった。今では時代劇を目をさらにしてみなければお目にかかれないものなった。今年も鈴鎌さんから貴重な資料として風呂敷4点と大風呂敷5点をお借りした。大風呂敷は箪笥に掛けたり、布団を包んだり綿を締まったりと、それを風呂敷にするつもりで初めからできたものではなく用途に合わせて風呂敷にして使ったと言うものである。
また今年は地を白地にして「逆縞」を展示してある。
山荘勉強会にて「縞割を決めて各自で糸、撚り、色と変えて」織ったもの。三つのテーマに分けて展示しております。どうぞお出かけくださいませ。
2007/06/30
水だしコーヒーの季節に・・・
庭のアパカンサスも満開になり暑い夏がやって来る。
この季節になると我が家では水だしコーヒーが活躍する。
4~5時間掛けてコーヒーを出すのですが、苦味が無くまろやかなコーヒーが出ます。
ゆっくりとお茶を戴く感じで喉に入っていきます。
最近はようやく隔週の指導日が定着して二人での染織の時間がしっかりと取れるようになり、主人は年間10本以上織ります、私は私は多くて今は3~4本ですが・・・。
いろんなことをしながら織りの時間をやりくりしている主人に感心します。
一杯のコーヒーを戴く時間を大切して、長く染織をしたと話し合っています。
2007/06/29
頂き物を活かす・・・
家の中に意外と頂き物が転がっている。これは家族の記念の頂き物。
もう5年になるかな、戴いてから・・・(苦笑)
何とか活かしたいと考えていたが時間が経ってしまった。
主人に中に電球をつけて欲しいと言ってこんな具合になった。
さて、どこにおいて愛でるかな。
2006/06/28
絞りの浴衣・・・
作って何年になるだろうか。明治村で「浴衣作り」のイベントの試作品である。
これは時間がかかり結局企画としてはボツに成ったのであるが、試作を完成してそのままになっていた。
今年孫に着せようと湯通しをしている。
何年も経っていて色合いも宜しく、灰汁そのものである。
一枚一枚孫に残すものが増えていく。喜んでくれるのでありがたい。
本藍は色水は出ない、そして体にも良い。
日本の本来の衣食住はすばらしい。孫達に伝えておきたいものです。
2007/06/26
訪問に感謝・・・
朝起きれば工房の門を開く。自由に人が入って来れるし、通りかかった人と会話もできる。
今日もトントンと機音が二台分する一日である。
指導日でないとこんな具合に我が家では機音がしている。
結構、道路から聞こえるものである。
にぎやかに二人で染織をしている。
そんな風だから昼までの時間が短い。(苦笑)
今日もゴソゴソしていると棟梁が顔を見せてくれた。
時間が少しあったからと言いながら工房に上がる。
少しの時間を楽しい会話で過ごす。こんな時間がありがたい。
こんな友人があることに感謝である。
2007/06/24
織れない・・・
今年もアパカンサスが咲く季節を迎える。庭はアジサイや木立ベゴニア・エンジェルゼラニュウム等が満開である。
織りをする合間を見て庭を愛でる。今年に入って竹糸織がトラブルばかり。機の調子も悪いが耳がよく伸びる。
今織っているものは双糸と単糸をはっきりと分けて織っている。
だがダレズレが大きい。糸に詰め物をして織る始末である。
何てことだろうか。どれもこれも気に入らない。
思うものが織れない。
織りが進まないでいる時は織ることだ。
止まらないで、織ること・・・。
織っていれば何かが見えてくる。と主人が話してくれる。
その言葉頼りにひたすら織る毎日である。
今は糸が悪いとばかり言っておれない。事故から8月で丸三年が来る。ようやくトンネルを抜けたと確信できる毎日を過ごしている。三年はかかるとよく言ったものである。
今を感謝して染織をしていきたい。
2007/06/23~24
越前町の八坂神社奉仕活動・・・
23日染料の赤麻採りをする。社殿までの参道両脇に今年もびっしりと赤麻が育っている。
毎年祭り前の清掃奉仕に参加して孫達と前もって赤麻を刈っておく。秋の冬青まで使う為にたくさんいただくわけである。二~三次は山荘で採取する。ありがたいことである。
赤麻のそばに青苧が有り、孫に今回も青苧の繊維の採り方を教える。
麻布一杯を肩にかついで家の軒下に持って行き、帰るまで影干しして置いておく。例年の仕事である。
今年も良い色いただけそう。感謝!今年も元気で赤麻採りや奉仕が出来て感謝する。
今回は延命水の掃除の様子を見ることが出来たのでご紹介をする。美味しい水どうぞ・・・!!
2007/06/18
梅漬け・・・
毎年工房に庭の梅を漬けていたが、古木で大きくなりすぎて二年かけて剪定をした。半分ずつ剪定をしたので花は楽しむ事ができた。でもさすがに実はならなかったので梅(南高梅)を5kg求めて漬けることに。
①梅を3~4時間水に漬ける(アク抜き)②水気を取り、③消毒をし④甕に梅を入れて、⑤荒塩を振りまく。⑥梅酢があがるまで重石は梅と同量にして紫蘇をまつ。
2007/06/03
最近心が暗くなる・・・
テレビをつけてニュースを聞けば消したくなる事が多い。
いつまでも元気で世の中にそれなりの貢献して生きていきたいと願っているが、皆が共に元気で安心して過ごせる事は出来ないものか?
孫の運動会に誘われて一日楽しい時間を過ごしたが、彼女達が次に生きる人達が幸せに過ごせるにはどうすれば良いのか。
私達は平和を願いがむしゃらに生きてきて今日があると思う。
でも今は家庭が崩壊して、定年を迎える頃には待ってましたと退職金を半分貰ってバイバイ!これって有りですか。夫婦仲良く寄り添って家族健康が一番。
私の父がいつも言っていた。「あなたの後姿を見て子供は育つ」 と。親が育っていなければ子も育ちません。せっせと孫達と関わっていろんなことを伝えておかねば。それが定年を迎えたじぃじ、ばぁばの今からの仕事ではと感じるこの頃です。
若い日人達にエールを送る。頑張って今を生きてください。
2007/05/28
庭の竹「破竹」・・・
今年は裏作とやらであまり口に入れない。孫のところで厄介者の竹を足でけって収穫しました。これ以上竹が増えないようにしています。
「パパ、食べれるんじゃない?」と私が言うと、娘達は不承不承で孫と採っては皮をむきすぐ茹でる。これが「旬」と言うのだよと話しながら、えぐみにない竹の子を戴く。薄味に炊いたりお刺身にしていただいたりしました。取り立てはそのものの味がして美味しい。
次回からの竹の子採りが楽しみになりました。自然の恵みに感謝!
2007/05/27
二~三日娘の所に出かけました・・・
わが孫はいろんな事をさせているつもりですが、缶切りが出来ない。包丁はおぼつかないなどが発覚!学校の勉強も大切ですが、人として生きていくことを学ぶ事が少ないですね今の子供達は。でも人として生きれるように指導してやる事は大人達の大切な役目のように感じます。
山荘に孫の友達もやってきますが皆同じです。来たいのと言うので、山荘ではじぃじ、ばぁばのしている暮らしをしていただきますよ~と約束をして泊まっていただきます。
食事にありつけるまでの長い時間(苦笑)でも自分達で作ったものは食事中話題に事足りず良いものです。今回は家の周りに植わっている困り者の竹の子を採ってその場の皮むぎをしてゆがき食材にしました。
竹の子は困り者なのにこうすれば食べられるんだ~と感動の様子(家の周りに竹が手が付けれない勢いで大きくなっています。
それを時間を見ては倒しているぐらい厄介者なのです)この家は両親が建て住み、介護で一緒に同居していましたが、老いた親からは手が付けれない状態で譲り受けた家です。家族が楽しんで過ごす家であって欲しいと願っています。
夕べは初めて「ヒメボタル」を観賞しました。この時期になると見知らぬ人が夜ガヤガヤと観賞に出かけてくるので、「怖い」と言いますが、見たいという気持ちは解かります。身近に無いからですものね。
孫は「今年も帰ってくれてありがとう」と言っていました。
「どうして?」と聞けば、昨年は暑さのせいかあまり居なくてと聞きました。庭中舞って綺麗でした。
2007/05/24
網戸の張替え・・・
今年も蚊と付き合う季節がやって来ました。山荘との二重生活で家の点検を少し怠っていました。
よくよく見れば40年経ってしまった自宅の網戸があちこち破れています。これでは「蚊さんどうぞお入り下さい」と言う感じ(苦笑)。指導も終わり今日はゆっくりと過ごすつもりが、網戸の張替え日に成ってしまいました。
でもこれが意外と楽で、少し力が要るようですが気楽に取替えが出来驚きです。こんな姿を見れば大工仕事の好きなご主人様に感謝します。山荘を持って一人で色々こなさなければ成りません。
楽しんでやっている姿を見て、私はそばで話しかけお茶を入れることしか出来ないので感謝感謝です。
ありがとうございます。
2007/05/15
柚子の花が咲き誇る・・・
工房に1本の古木「柚子の木」がある。昨年裏作なのか少ない量でした。柚子のハチミツ漬けを楽しみにして居ります。
柚子の種の化粧水ができたり、皮のジャムを作ったり、柚子は捨てる所が無いと言います。
そこまでは出来ませんが・・。
今から花を香りを楽しみ、じき実がつき一年中楽しめる木です。
今年は見事たくさん花が付いています。時期になれば生徒さんにも分けて戴きます。
2007/05/14
パパのゴソゴソ・・・
主人が元気に成りました。思えばパパの忙しそうな作業の音が心地良く、自分の生きる活力になっている事を知りました。
木の剪定、染め道具の片付け音、庭掃除の音、時間があれば染料小屋の整頓をする人。機仕事全てが活きる素になっている事を悟りました。
ママたちは何時も一緒に居り過ぎと娘達が言うが、それが二人のリズムであることを知りました。パパに感謝!!
いつまでも元気でよろしくね~パパ。花スオウの花が終わりこの二日で剪定と豆がきをしました。9本工房にありますが、私が種から育てたものでもう十年くらいになるでしょうか。今時分に剪定と豆がきをして毎年見事に花をつけます。
元気成った主人は染料庫の点検をしています。
久しぶりにのぞいてみれば人柄が分かるでしょ~(写真左)元気になった主人は久しぶりに染料庫の整理にかかっています。天候が安定して風を入れるためです。
天袋の大きな風穴を設けて、染料庫が夏蒸れない様に棟梁たちと相談して作っています。
天井まで整頓されたダンボール箱が整然と積み上がっています。
昔はすくもに鼠が子供を産み育て困ったものでしたがね。
右の写真は普段使いの竹等の箸やスプーンです。天気の続く日を見つけて年に何度かオイル(私はオリーブオイル)刷り込みます。艶が出ていつまでも気持ちよく使えるのでしています。いつぞや本にも出ていました私もしてますよ。
2007/05/13
今日は母の日・・・
娘家族が来て孫達が祝ってくれました。娘から「柏葉あじさい」とケーキ。孫から庭で摘んだ花を。
それぞれ忙しくしているので「母の日」なんぞと思っていましたが、孫の心こもったメッセージなどやはり嬉しいものです。病気をしたり少し気分が飛んでいる時に出かけてきてくれると嬉しいです。
ようやく元気を取り戻したパパと庭の剪定をして「花スオウ染め」をしました。染織をしている時が一番幸せな時間(苦笑) いつも多くの人達に守られて感謝です。
2007/05/12
内覧会・・・
我が家のハウスドクター「天木建設」さんの新築の内覧会に誘われて、連休からふせっていた主人も車で少し走った所にある会場に出向いて見せていただく。天井は山荘と同じように木がむき出しになり、壁は漆喰で内装され、外装は落ち着いた家でした。今流行のオール電化です。
若夫婦が住むと言うこの家、きっとこれから一人ひとり・・・と家族が増して、笑え声の絶えないことと感じた。「沖縄風」をイメージしたと言うこの家は大きな平屋の家です。敷地が広いと理想的な家ですね。
何はともあれおめでとうございます!新しい家を見ると今からのいろんなエネルギーを感じ、新しい家を見せていただくことはこちらまで幸せなことだと感じます。繁栄あれ!!と祈りつつ何度も見せていただきました。
ちなみに屋根には沖縄の「シーサー」が載っています。沖縄に行っていないので初めて見ましたが、対なのだそうです。
2007/05/10
いろんな病気があるもんだ・・・
連休から主人が元気がない。いつも多くを語らない人であるが、「少し首のリンパが痛い」と言う。それも今になって分かった事なのだが、少し不調のまま孫が生まれたので手伝いに出かけていた。娘への気疲れと生活リズムの違いがたたって風邪を引いたと思った。上の孫も風邪気味で近くにもいた。熱が出たので出先で寝てもいけまいと、山荘に戻り普段のリズムを取り戻して工房に戻る。
しばらくして、少しずつ体に不調が出ていたに違いないが、明日は能登に旅行と言う前日熱がまた出た。その二日前から鼻が虫に刺されたように真っ赤に腫れ上がるようになっていた。痛くはないので本人は日焼けなのだろうと高を括る。生徒さんも私も正常でないことに気づき、主治医に出かけて見ていただく。「面丁」と言われた。しかしこんなに腫れて痛くないとは・・・。
でも熱に感謝だった!熱が出なければきっと能登旅行に出かけていた。
結局夕方には見れる顔ではなくなってきた。一人で主人を見るが何だか「頭が真っ白」になる。熱も39℃にも上がり、最悪のことばかり考えてしまった。そして生きた心地がしなかった。
娘が駆けつけてくれた。二人のそばで休んでくれて私は感謝した。
彼女とはこんな付き合いです。いつも娘に助けられる自分。明け方には熱も下がりよく眠る。今は毎日点滴に通い、少しずつ元気を取り戻している。
結局のところ今回何が原因かわからない。今を感謝して過ごしたと思う。
少し元気になれたが普段は昼寝もしない人だから染織がしたと言う。
困ったものだ(苦笑)。そのくせ腰が痛いと駄々をこねる。
でも今を感謝する。工房の庭は花真っ盛りである。いつまでも庭を二人で愛でたいもの、頼みますよ・・・
2007/05/07
蓼の咲く季節になります・・・
私は蓼が好き。
「サクラタデ」:湿地などに良く見られたそれは可愛い蓼です。小さな桜が満開と言う感じです。
毎年友人にいただいておりましたがその友人も最近は見ないと言います。残念ことです。
「藍蓼」:それは染料に大切なものこれは絶やしてはいけません。藍蓼にはいろんな種類があるそうです。
それから庭など、どこにでも見られるイヌタデ、それも可愛いもので工房では鉢植えにしています。
今回の「オオケタデ」毎年どこかで見る花。蓼の仲間で一番大きなものです。昨年織成さんがたくさん植えておいででそれは見事なものでした。山荘に植えたく、種がどこかで手に入らないかと探し物ばかりする私です。写真はオオケタデと検索していただいたものです。
2007/05/06
この二週間・・・
我が家に坊やの孫が誕生した。生まれる前からサイズが少し大きめだと分かっていて、末娘の長女の出産もそうで難産でしたから心配しました。
前の出産後、娘の顔を見て親が生きれるのかと心配するほどだったから。そのことがあり今回も大きいと聞き心配をし、出産時には居てやりたいとお産の兆候があったと聞いて上の娘と三人福井まで駆けつけ、その日には生まれそうに無いとその日は帰り明け方生まれるというのでトンボ返り。連日はキツくて上の娘が行くと言ってくれて送り出しました。
一週間後の退院時からしばらく居るつもりで出かけました。結局4k強の元気な坊やでした。母乳をしっかりと飲み、眠るというリズムで、楽にしばらく滞在して5日に山荘に帰りました。しばらく染織から離れて、山荘で英気を養い、さぁ~また織りの作業に入りましょう。
2007/04/16
地震の後に・・・
武豊に、春祭りが有るので山荘から降りていました。祭りから帰ったばかりの所に地震があり5強、5弱とかなり揺れた模様。
山荘の場所を聞けば、まずは武豊にいてよかったと安堵しつつ、山荘はどのようになっているやと思っていたら山荘近くの友人達が「行ってみたよ。外からは変化は無いよ」掃除をするつもりで上がっておいでよ声を掛けてくれた。それが嬉しかった。山にいても私達だけでは無いと言うことが解かって嬉しかったのです。ありがとう。
薪置き場が崩れていなくて良かった。うちのすぐ下に山荘があるし、迷惑を掛ける所でした。
工房の花スオウは満開です。山荘の花スオウはどうでしょうか。
2007/04/15
玉貫の春祭りは三日間あります・・・
前夜祭が昼からあり、厳かに山車が町内を練り歩きます。 毎回その光景に出会って、山車が出るまでに、祭りが始まるまでいろんな神事があって始まります。すべて町内の家内安全と繁栄を祈っての行事です。
このことは祭りに携ったものしかわからない部分かも知れませんが、祭りが山車が動き出せば、事故無く帰ってくることを携わっている方々は祈っていると思います。そう思えばもっと多くの方が参加して祭りを盛り上げると良いなぁ~と思います。今年も無事終わろうとしております。
前夜祭が終わり夜半から強い雨にが振り、朝には晴天でした。二日目は一日ゆっくりと区の中を練り歩き夜は提灯が山車一杯に飾られてユラユラと動くたび揺れて本当に厳かです。本祭は神事があり、三番叟の披露もあり、からくりの披露とにぎやかに社中が人でにぎやかです。
2007/04/14
春の祭りがやって来た。一年は早いもの!お役を退いて出張ることの嫌いな主人は少し祭りから遠のく。
主人らしいのであるが、染織が忙しいと大切なことをかまけていると人と離れてしまう。主人の世界があっても良いと願う。地域のお役に立つことは大切な事と思う。皆が同じように年を重ね、人の力をお借りすることも出てくる。今出来ることを一緒にして好い時間を重ねることも大切だと思います。
好い晩年を共に過ごし人を多く作ることは、ふるさとから遠く離れているものには心がけて付き合っていきたいものです。私にはそんな場が無いが主人を通して友人も増える。此処で生き続けるのだから、地元と関わりを持つ事はやはり大切なことです。
祭りにはこんな可愛い人たちに力も大切! 彼らはお囃子の後継者なのですよ。
2007/04/13
月桂樹の花・・・
工房に2本の月桂樹があります。もう30年になるでしょうか。
1本は毎年満開の花をつけてくれ楽しみの一つです。こんなに花が付くので実を見たいと思いますが、実は一度も見たことがありません。実ってなるのかな・・・。
でも実生があるのだからあるのでしょう。今年は是非見てみたいものです。
今年の花は黄が鮮やかで何時だったか染めたことがあります。
意外と良い黄が染まります。山荘に何本も植えました。大木になると剪定をして染めてみたいですね。
月桂樹=別名ローリエ クスノキ科、常緑低木。雌雄異株で、日本には雌株は少ない。4~5月に黄白色の花をつけて果実は1cm位。10月ごろに暗紫色に熟す。
2007/04/11
どんぐりから葉を広げて・・・
今山荘の回りの木々は新芽がで始めてとても綺麗です。 木々の花も今にも開くかな。
木々の芽吹き時は美しくて好きな季節です。 昨年冬はどんぐりから植えたクヌギがすべて芽を出して葉を広げています。芽には柔らかい産毛が出てとても可愛いです。
残念なことは今のところ一緒に植えたマテバシイが1本も芽が吹いてこないことです。
時間がまだかかるのか。芽吹きが出来なかったのかわかりません。
コナラはしっかりと芽吹きます。矢車の芽吹きそれは今の山は良い季節です。
2007/04/10
工房の庭・・・
春真っ盛り!!!ガーデニングに凝ってはいないものの、来客の為気持ちよく庭を通っていただくことだけを考えている庭です。
自分の好きな花を好きな所にポィと置いているだけ(苦笑)しかし花や木を愛でれば心は和みます。これ大事かと思います。
久しぶりに陶芸家の友人夫婦が顔を見せてくれました。
彼は腎臓を患い、最近ようやく透析に踏み切り、それが良かったようで以前の可哀想な食事からも解放されて、今では1800cal戴けるそうです。元の元気が取り戻せたと80歳前の彼は陶芸に力を出し戻してがんばっていると聞きました、すごい!!
人のエネルギーたるものの偉大さを感じした。
またまた二人でご夫婦の後をついて行こうとうれしくなりました。
命ある限り生きることを放棄してはいけないのだと感じます。
主人と二人楽しみながら染織が出来る日々を感謝して。
そんなこんなを思いつつ水撒きが出来ることを感謝する。
傍で今日は紫根を染めている主人に感謝します。
サァ~頑張るぞ!!
2007/04/06
孫の十三参り・・・
今年十三参りを迎える。長い時間を掛けて染めて来た赤城の節糸で振袖を織ることにした。
この子が小さい頃から考えて二人で染織をしてきました。
今は孫もそのことを理解して出来上がりを楽しみにしております。後二人女の子です。
元気で染織しておかねばと忙しい毎日です。
ドラムが終わって今の孫そのものの色です。
出来上がるのが楽しみですね・・・
2007/03/24
じぃじの時間・・・と題して孫が動画を撮る毎日散歩をする道がごみで汚い。以前区長の時はせっせとゴミ拾いをしていたが、毎年区長は変わりその仕事はかなりあって多忙である。退いてもゴミは気にかかる一つみたい!今度孫が来れば一緒にゴミ拾いをすると決めていた。孫も気持ちよく手伝ったくれ程なく終わる。
その様子を動画に撮る。解説付きの動画は孫の気持ちがよくわかる。
さて次に「これは染料がピラカンサ。赤茶を染めます。染めるまで剪定すると言う作業があり、とげがあってかなりハードなことである。匂いは良い等解説しながらビデオ取りをしてくれる。
「なるほどよく解かってるね~」と少し嬉しそうな主人である。
2歳から染めをしている孫も今年6年生になる、早いものである。もうひと通りの染めは出来る。
そろそろ、糸を染めて反物を織ってみるかな。やる気になる孫1号である。
2007/03/11
織成に秋の展覧会の打ち合わせ・・・
寒波到来の京都に行く。小雪のちらつくなか雪が舞えば寒い。
織成には何度も行くが薪ストーブの時期は初めてである。
ノルウェー製のストーブは重厚でどんな薪も選ばないストーブでした。
太い薪が放り込まれパチパチと音をたてています。
鉄瓶のように絵柄が壁面を飾り見事なものです。
今回の打ち合わせで、秋9月4日から23日まで、ー日本の縞原点ー「尾州の縞二人工房展」をすることになりました。初めて本格的に販売を兼ねたものになります。
昼食は京ゆば処「清家」に連れて行っていただきました。
湯葉の美味しかった事。ゆばステーキをいただきました。
バターとよくあうこと!京に出かけていくところが増えて幸せです。このお店お薦めですよ~。
また帰りには「愛染工房」にも寄らせていただき、本藍染めの作品をたくさん叉藍甕も見せていただき感謝です。
今日は一日いろいろありがとうございました。
2007/03/09
「尾張手紡ぎ木綿」一宮市博物館・・・
3月4日~18日 竹糸をいただきに尾西に出かけ誘われて展覧会に行きました。毎年とは行きませんが今年は見る事が出来て、年々素晴らしいものが織れていると感じました、素晴らしい事ですね。
残念な事は時間が無いからといって仕上げのしてないがありました。
でもそのままで出すのは少々反物が可愛そうです。余裕を持ってものづくりをすると良いですね。
手紡ぎの素晴らしさを期間中にどうぞ!!!
機を見れば千切りの形が変わっていました(写真右上)絣用とか、手経りは大変そうです。
お茶をして帰ろうと連れて行っていただいた喫茶店が変わった建物で、木です。ログハウスでもない。大きな鯨にお腹に居るような素敵な建物でした。コーヒーも美味しくて。
2007/03/04
「竹、纏う」をテーマに・・・
今年になって4枚目を織っています。
元気になって楽しくて楽しくて機音を奏でています。
竹糸を織り始めて10年近くになります。
糸染めに時間が掛かること、思うように糸が手に入らない事。
少しずつ反物に近づきつつありますが、悩みは尽きないもの。
ようやく竹糸には糸を引く二種類があります。開繊式とバンブーレーヨンです。
バンブーレーヨンはレーヨンかと思われがちですが、竹100%の糸です。
しなやかで、それなりの腰があり、しわも少ない。
出来れば竹繊維が有るなら、天然繊維を使いたいと思う。
しかし、これまた開繊糸のみで織ると腰がありすぎる。番手も細くは引けない。
「竹纏う」テーマに織り続けたいと思う。
最近「湯とおし」を自分の手ですることにしているが、これがトラブルの元になっている。
織り終わりは良い。湯通しをしても良い。湯のし屋に出しても良い。
しかし仕立て屋に出すと耳がだれていると聞く。こんな事は初めてである。
これをどのように解消しようかと思案中です。 着る人が楽しんで着る。また着たいと思う。
そんな反物でなくては・・・。
2007/02/24~25
毎年一度家族でスキーに出かける。昨年から三人目の孫がスキーを始めた。
パンダスキーとやらを付けて昨年は滑っていたが今年はその孫が5歳になり、スキー場でスキー用具一式を借りて滑ることになった。
婿がスキーが得意で、その娘達も今年4年と6年。上の孫は一人でスキーを楽しむまでに成り、今は福井の姪っ子の特訓である。写真では何だかもたれているがこの後見る見るうちに滑れるようになり驚く。教え方が良いのだろう。婿に感謝である。
今年はどこも雪不足で、福井の勝山まで行く事になった。しかしそこも雪は無く、山の上に行かねば滑れない有様である。今年は一度は滑らせて置かねば怖さが出るから滑れないと~と上まで連れていく事になった。孫は一度も嫌がらずに必死で滑っていた。
好きなようである。
楽しい時間を過ごして帰ったのだが、歳の孫が熱を出した。今回はママのお腹に弟いる為にママはスキー場に行かず留守番していた。頑張りすぎて夜鳴きをするかと思えばそれも無く、やれやれと思って帰ってみれば、案の定熱を出してしまった。やれやれ・・・
一日ママとよい子をして遊んで過ごしたそうだ。甘えたかったのかな・・・(苦笑)
2007/02/20
愚痴です・・・
春は展覧会用の反物製作でいそがしい。毎度ながら夜9時を廻らなくては機音がしない。
静かな時間を機音と共に楽しんで時間を過ごす事が多い。主人には悪いが私の至福の時間。
これが能率が上がる。竹糸がほしいなぁ~手に入らない。思う存分織りたいと願う。竹糸がほしい。
いろいろ手を尽くすが今の私達には手の届かない所にある。竹糸は今は竹繊維と言う。
糸の作り方でバンブーレーヨンとも言われる。竹繊維だけで織ると少しこしがありすぎる。
竹繊維は麻とは違う。この10年余り、竹糸だけで作品作りをしてきたが、竹繊維は良い!!
しなやかさ、シャリ感、軽さ・・・それが竹繊維。
織れば仮仕立てに出すのですが、その先生がこんなことを。
「少し残った布でポシェットを作りました。」艶があり、軽くて、しわに成りにくく、縞が活きて素敵です。見る人が欲しいって言われます。とてもうれしい言葉をいただきました。
竹の糸さんおいでに成ってくださいな~~
2007/02/15
工房の味噌作り・・・
本来はこの2月に作るもの、例年忙しくて3月に作ってました。
今年は本来の時期に作る事ができました。
この甕2個を毎年作って、そのうち1個は生徒さんや久しくしている方にお分けして
作る楽しさを続けております。
1年前の味噌が底を付き始めてこんな感じになり(写真右)毎年作ります。
主人の母の割合で私たちが母から譲り受けた味の一つです。麹味噌は美味しいです。
良かったら作ってみてください。割合は麹5:豆1:塩1、麹が多いので天下一品です。
2007/02/14
木々の種・・・
山荘に植える種に色んな木々の種を蒔いています。でもそのうちどれがどれか解からなくなりそうで、名札を付けなければ(苦笑)昨日いつも木々を引っこ抜いて下さる方から、花梨の実を頂く。
それがこれいつの実?と思うほど黒ずんでいる。枯れてしまっては種は駄目でしょう・・・と思うほど痛んで転がっていた。でも彼女はそれを割り、種を出して植えるのである。今回私もそうしてみた。
なんと中の種はしっかりと湿り気がありまだ元気である。これはいつ種が発芽して芽が出るのだろうか。実が腐りきるには長い時間がかかるのではないか?一つでも芽が出てくれることを祈って植えてみた。
山荘暮らしをすれば・・・木々の伐採に関わる事がしばしばあるが、木々を切り倒しても元気であれば芽は吹き、親と同じ大きさの木に再生する。森はこれで生きているのであると感心する。縁あった山荘付近の木々を管理を楽しいそうに作業をしている主人を良く見る。
今年は暖かくて山に雪が少ない。水が心配である。
2007/02/07
つる日々草が咲き始めました・・・
今日も暖かです。織りの合間を見て庭を見回せば、つる日々草が一輪咲いております。一番花です。
紫の濃い色をして大好きな花の一つです。
最近の私は元気になって来ましたが主人が元気がありません。
どうしたものか。いつも元気が当たり前と思っていた主人が元気が無いと不安です。いつもいつも動き詰めで、いつも私を気遣ってくれてばかりで、少し反省をして主人の様子を感じなくては成らないと反省しております。
染織はまぁこれで良いかぁ~と言うことはありません。
なにやらやることばかりで仕事をしていたときの方が楽だと申します。染織をする人はくれげれも体調を未ながら長く続けられんことを祈っております。
庭にじき花いっぱいの季節が来ます。
今年も元気で染織をしたいものです。
2007/02/03~04
高野山に参拝する。
例年の行事初めとして1月に高野山に参拝する。
「南院」に両親の永代供養をお願いしてあるからだ。
母が亡くなってから例年の行事にしていて、工房の一年がこれから始まるわけです。二人のそして家族のけじめなのである。
参拝すれば気持ちも晴れ晴れしていく。考えれば事故後三ヶ月で参拝に上がっている。欠かしていない事に気づいた。
最近は長女がいつも共に参拝する。 次は娘たちに渡す行事なのである。
娘曰く「共に動いていないと親がどんなことしていたのかわからない、時期が来たからお願いね~では分からない。困るものだ」と。
自然に母から私。私から娘と。大切なことを引き継いでいることを感じまたそういう言葉を聞き嬉しかった。感謝する。
2007/01/24
金継ぎ・・・
最近「金継ぎ」が話題になっていますね。
私は親しくしている陶芸家がいます。彼の作品は土の温かさが感じられて好きです。欠ければ金継ぎをしてもらって使っています。皆さんが感じるように金継ぎをすればこれは壊れ物ではなく、一つの芸術品です。食器であればいつも傍で使って
いて愛着があり、大切な自分の一品です。
最近は娘の嫁ぎ先に時代物の食器がありそれも金継ぎをして使っています。手作りものは使って活きるものが大いに!
「壊れたら・・・」など思わず使い込むことです。
それには「金継ぎ」はありがたいものです。
余談ですが結婚して36年使い続けた「百回塗り箸」の修理を探しつつ「百回塗り箸」を探しています。
良いものを作る人が少なくなったのですね。
2007/01/21
ようやく、買いました・・・
「萩」を四鉢と渋柿の老鴉柿(ろうやがき)」二鉢。
どれも欲しいけれど思いのほか高い。
今の今までこれらは売れ残って園芸屋さんの隅に追いやられていた。
萩は昨年から山荘に植え続けている。良い染料で欲しい。
でもなぜか希望の木が手に入らない。手に入れれば変わった品種で大きくならない。
山荘には「大葉萩・江戸錦・斑入り萩」等が植わっていますが染料には量が程遠い。
今回は「宮城野萩・白花萩・牡丹萩」早く大きくなって欲しい。
茶色には欠かせない染料です。
宮城萩は新芽が出て枯れている少し遅かったかもしれない。水切れをしている。
全ての鉢を各百円で分けていただく。
宮城はあきらめていたがカットすると生きていました。ラッキー渋柿は柿渋採りに欲しいと思った。甘柿は熊が怖いから・・・。
2007/01/12
冬青蜂蜜・・・
年末に二人にプレゼントと「冬青」の蜂蜜をくれる。
はちみつが有るんだ、初めてのことでまだ頂いていません。
ハチミツ専門店で求めたらしく、娘も見てびっくり。
さぞ二人が驚くことだと思いつつ求めたのでしょう。
山荘名が「冬青」そのハチミツね~二瓶くれたので、一瓶をいただきと思っています。お店によるとバターキャラメルを思わせるコクとなめらかさではっきりとした甘みがあり、ふわっと花の香りが残る。と書いてあります。
でも何となくびっくりです。はちみつね~
2007/01/11
野菜のいろいろ・・・ 白菜漬けにと買った白菜。芯と言うか中がオレンジなのです。知ってましたか。最近は野菜の色がカラフルで驚きます。自然界に色があって感謝。 でも驚きました。主人の母が言っていましたが。最近はほうれん草の軸が赤でなく白いものがでた。作りやすくて・・・いいらしいと。味は赤軸がもちろん・・・ しかし一時白が出ましたが、最近また赤軸を多く見ます。良かった!!! そろそろ初染めに工房も入りますが、例年の如く紅花の黄水抜きをしております。紫根も染めますがこの中国野菜の紫色の綺麗なこと。この紫はあくなのでしょうか。からし菜にしてもしっかりと漬かれば水が紫色になります。野菜の色すてきですね。今年も染め楽しむぞ~